手帳選びは「書く量・時間の区切り方・使う場所」の3つで考える
手帳のサイズとレイアウトは、使い方の条件から整理すると選びやすくなります。
基準になるのは、次の3つです。
1. どれだけ書くか。
これは1日にどのくらいの量を書くかということです。
2. どの単位で時間を区切るか。
1時間ごとに管理するのか、日付ごとに管理するのかという違いです。
3. どこで使うか。
自宅で使うのか、職場で使うのか、持ち歩くのかという使う場所のことです。
この3つを順番に整理すると、候補がはっきりしてきます。
条件を一つずつ言語化することで、自分の優先順位も見えやすくなります。
本記事では、この考え方に沿って、サイズとレイアウトを分かりやすく整理します。
主に学生や会社員など、日常的に予定管理や記録を行う人を想定しています。
1. 手帳サイズの基礎知識と比較

1-1. A判・B判とは
手帳の多くは、A判やB判という紙の決まったサイズで作られています。
まずは代表的なサイズを確認します。
| サイズ | 寸法(mm) | 特徴 |
|---|---|---|
| A6 | 105×148 | 文庫本くらいの大きさ |
| B7 | 91×128 | 小さく持ち歩きやすい |
| B6 | 128×182 | A6より少し広い |
| A5 | 148×210 | ノートくらいの広さ |
| B5 | 182×257 | さらに広く書ける |
サイズが大きいほど多く書けますが、その分かさばりやすくなります。
机の上で広げて使うのか、バッグに入れて移動するのかによって適した大きさは変わります。
使う場面と合わせて考えることが大切です。
1-2. サイズ選びで確認しておきたいポイント
サイズを決める前に、次の点を確認します。
- 実際にどのくらい書くのか
- どこで使うのか
- 見開きで予定を見やすいか
「見開き」とは、左右2ページを開いた状態のことです。
予定やメモを一度に見渡せるかどうかは、使いやすさに関わります。
白紙ノートに1週間分を書いてみると、必要な広さが分かります。
実際にペンを動かすことで、数字だけでは分からないスペース感も確認できます。
2. レイアウトの種類と違い

レイアウトとは、ページの区切り方のことです。
サイズが紙の大きさなら、レイアウトは中身の作りです。
2-1. マンスリー(月間)
1か月をカレンダーのように一覧で見る形式です。
日付ごとに予定を書きます。
向いているのは、
- 日付ごとに管理する人
- 締切や予定をまとめて確認したい人
- 書く量が少なめの人
月全体の予定を確認しやすい形式です。
2-2. ウィークリー(週間)
1週間を見開き2ページで管理します。
主な種類は次の通りです。
- バーチカル:時間が縦に並んでいる
- レフト式:左に予定、右にメモを書く
- ブロック式:1日ずつ枠で区切られている
週単位で予定を整理したい人に合っています。
1週間の流れを見ながら調整したい場合にも使いやすい形式です。
2-3. デイリー(1日1ページ)
1日ごとに1ページ使う形式です。
1日の予定や記録をまとめて書けます。
向いているのは、
- 会議が多い人
- 書く内容が多い人
- 1日の記録を残したい人
ページ数が増えるため、厚みも確認します。
3. 使い方別の選び方

自分の使い方に近いものを選びます。
3-1. 時間を細かく管理する人
- 1時間ごとに予定が入る
- 仕事中心で使う
A5サイズとバーチカルの組み合わせが候補になります。
3-2. 持ち歩くことが多い人
- 外出先で確認する
- 書く量は少なめ
A6やB7とマンスリーの組み合わせが候補になります。
3-3. メモを多く取る人
- アイデアや記録を書く
- 予定とメモをまとめたい
A5とウィークリーに方眼ページを組み合わせる方法があります。
※方眼とは、マス目の線が入ったページのことです。
図や表を書きやすい作りです。
4. 使う場所ごとの考え方

使う場所によって、重視する点が変わります。
デスクで使う場合
- A5以上を目安にする
- 見開きで予定を確認できるかを見る
広く使えるサイズが合っています。
毎日持ち歩く場合
- バッグに入るかを確認する
- 重さも考える
実際の持ち物と比べて判断します。
会議が多い場合
- 1日にどれだけ書くかを確認する
- デイリーや広めのウィークリーを検討する
ノートに書いてみると判断しやすくなります。
実際の記入量を再現することで、必要なページ構成が具体的になります。
5. よくある選び方の行き違い

手帳選びでは、基準を整理せずに決めてしまうことで、後から使いにくさを感じることがあります。
よく見られる行き違いは次の通りです。
- 見た目の印象だけでサイズを決める
- 実際の記入量を確認せずに小さめを選ぶ
- 見開きでの確認範囲を意識しない
これらは、使用条件を具体的に整理すると判断しやすくなります。
事前に1週間分を書き出して確認すると、判断材料を具体化できます。
6. 最終確認のチェックリスト

最後に、選んだ候補を確認します。
- 1週間分を書いても十分なスペースがあるか
- 見開きで予定をまとめて見られるか
- バッグや収納場所に入るか
- 月曜始まりか日曜始まりかが生活に合っているか
これらを確認することで、選び方を整理できます。
まとめ

手帳のサイズとレイアウトは、3つの条件から考えることが基本です。
「どれだけ書くか」「時間をどう区切るか」「どこで使うか」を順に確認し、その条件に合うサイズとレイアウトを組み合わせます。
見開きでの見やすさや1週間分の記入量も事前に確かめ、3つの条件を基準に自分に合う組み合わせを選びます。
