手帳を何冊も使っていると、予定はこの手帳、記録は別のノート、と分かれてしまうことがあります。
情報が分散すると、探す時間が増えます。
一冊にまとめると、その行き来が少なくなります。
情報が一つにまとまり、見たいことをすぐに開けるからです。
この記事では、手帳を一冊で使うための考え方と選び方を紹介します。
手帳を一冊にまとめたいと考えている人に向けて、やさしくまとめます。
全体の流れは三段階です。
①一冊にする目的を決める
②自分に合う手帳を選ぶ
③書き方を整える。
この流れで考えると、方法の全体像がつかみやすくなります。
手帳を一冊にまとめる前に考えておきたいこと

情報が一つに集まるよさ
一冊にまとめると、予定と記録を同じ場所で見られます。
ページを何度もめくらなくてよいので、確認の動きが少なくなります。
たとえば、午前の予定を書き、その横にその日の出来事を書きます。
あとで読むと、その日の流れが一つの記録としてつながります。
「どこに書いたか」を探さなくてよくなる。
これが一つにまとめるよさです。
見返すことが多い人ほど、この形は情報をまとめやすくなります。
使う場面を思い出す
一冊にすると、書く内容は自然と増えます。
ページが少ないと、途中で足りなくなる場合もあります。
予定をだれかといっしょに確認する場面がある場合は、分けて書くほうが使いやすい場合もあります。
内容が混ざると、管理の仕方が変わるためです。
一冊が合うかどうかは、人によってちがいます。
ふだんの使い方や利用場面を思い出してから決めます。
目的をはっきりさせる
なぜ一冊にするのかを考えます。
予定を見やすくしたいのか、出来事をまとめたいのかで、設計のしかたが変わります。
始める日を決めるのもよい方法です。
月のはじめにすると、区切りができ、流れをそろえやすくなります。
ここを決めると、選ぶ基準がぶれにくくなります。
一冊で使うための選び方

手帳は見た目よりも、使い方で選びます。
判断の軸は三つあります。
- 書く量
- 持ち歩くかどうか
- ページの形
この三つを一つずつ考えると、自分の使い方に合う形が見えやすくなります。
書く量で決める
毎日たくさん書く人は、大きめの手帳が向いています。
余白があると、あとで読み返しやすくなるからです。
あまり書かない人は、小さめでも足ります。
空白が多いと、ページの使い方を決めづらく感じることがあるためです。
まずは、自分の記録量を目安にします。
持ち歩くかどうかで決める
外でも手帳を開きたい人は、軽さを重視します。
重いと持ち出す回数が減りやすいからです。
家で使うことが多い人は、大きめでも問題ありません。
利用環境を基準に考えます。
ページの形で決める
ページの形にもいくつかあります。
- 月のページ:予定をまとめて見たい人向け
- 週のページ:毎日の流れを見たい人向け
- 1日のページ:たくさん書きたい人向け
それぞれ役割がちがいます。
自分の使い方に合う形式を選びます。
時間がたてに並ぶページは、時間ごとの予定を書きやすくなります。
時間単位で動くことが多い人に合います。
どれが正しい、という決まりはありません。
生活の流れや優先したいことを基準にします。
予定と記録をまとめて書く工夫

同じ場所に書く
予定の近くに、その日の結果を書きます。
近くにあると、あとで流れを確認しやすくなります。
予定と結果を分けすぎないことが、運用のポイントです。
色は少なめにする
色を分けると、内容の種類が見分けやすくなります。
たとえば次のようにします。
- 予定は黒
- 終わったことは青
- 大事なことは赤
色が多すぎると判断が分散します。
三色くらいにすると見分けやすくなります。
書きすぎない
やることをたくさん書きすぎないほうが、優先順位を考えやすくなります。
三つくらいにすると、ページの情報がまとまりやすくなります。
毎日の記録は短くても大丈夫です。
一行だけでも、その日の様子は十分に残ります。
数字で残したいことは、かんたんな表にします。
横に並べると変化が見えやすくなります。
大事なのは、あとで読み返したときに意味が通ることです。
手帳のタイプごとの考え方

中身を入れかえられるタイプ
中の紙を入れかえられる手帳は、順番をあとから変えられます。
自分で構成を考えたい人に向いています。
ページの並びを調整できるため、使い方を細かく考えたい場合に向いています。
形が決まっているタイプ
月や週のページがあらかじめある手帳は、すぐに書き始められます。
形式が整っているため、考える手間が少なくなります。
書き方に迷いにくいことが特長です。
白いページが多いタイプ
白いページが中心の手帳は、自由度が高いです。
その分、ページの役割を自分で決める必要があります。
自由に使いたい人には向いていますが、枠があったほうが使いやすい人には合わない場合もあります。
ここでも、自分の使い方に合うかどうかで判断します。
分けて使う方法が合う場合もある

仕事と私生活をきっちり分けたい人は、手帳を分けたほうが管理しやすいこともあります。
役割を分けることで整理しやすくなるためです。
予定だけを書きたい人も、一冊にまとめなくてよい場合があります。
記録のページがあまると、使い方が決めづらくなる場合があるためです。
一冊にこだわる必要はありません。
自分に合う使い方を選びます。
まとめ

手帳を一冊で使うときは、まず目的を決め、次に手帳の形を選び、最後に書き方を整えます。
この流れで考えると、自然に考えを進めやすくなります。
予定と記録を近くに書くと、情報が整理され、あとで見やすくなります。
やり方は一つではありません。
使いながら少しずつ整えていく形でもかまいません。

